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読書記録を中心に日々の生活で考えたこと、思ったことを書き留めていこうと思います。

読書日記

絵本談議

本も好きだけど、絵本も結構好きな私。絵本は、子どもが生まれてから、とても身近な存在になりました。児童文学作家の先生のTwitterで、「絵本は親からの手紙が届くけど、児童文学は子どもからの手紙が届く」というような内容のツイートを見たことがあります…

強く残るもの

子どもが生まれてからか、歳を取ってからか、自然に目がいくようになった。特に好きなのが今の季節。山々の木々が新緑をまとい、一気に明るくなるのが好き。なぜか、黄緑の瑞々しい葉っぱたちはいつも裏返っていて、それが面白い。また、花もたくさん咲いて…

人間らしさって何だろう

新井紀子さんの「AI vs.教科書が読めない子どもたち」を読みました。 【2019年ビジネス書大賞 大賞】AI vs. 教科書が読めない子どもたち 作者:新井 紀子 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2018/02/02 メディア: 単行本 私はAIについて何も知らなかっ…

旅が好き

益田ミリさんの「47都道府県 女ひとりで行ってみよう」を読みました。 47都道府県女ひとりで行ってみよう (幻冬舎文庫) 作者:益田 ミリ 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2011/04/12 メディア: 文庫 やっぱり旅っていいなあと思いました。 ところどころ何や…

「続く人」を目指して

伊藤良さんの「なんでも『続く人』と『続かない人』の習慣」を読みました。 何でも「続く人」と「続かない人」の習慣 (アスカビジネス) 作者:伊藤 良 出版社/メーカー: 明日香出版社 発売日: 2019/12/05 メディア: 単行本(ソフトカバー) いつも何かをしよ…

私の好きなもの

前田裕二さんの「メモの魔力」を読みました。 メモの魔力 -The Magic of Memos- (NewsPicks Book) 作者:前田裕二 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2018/12/24 メディア: Kindle版 私は教育学部出身。特に社会科教育を専門にして大学時代を過ごしました。こ…

自分は自分。ありのままで。

森絵都さんの「できない相談」を読みました。 できない相談 (単行本) 作者:森 絵都 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2019/12/10 メディア: 単行本 淡々と語られるたくさんの人のNO!そこには合理的な判断とは無縁のその人らしいこだわりが詰まっていまし…

学ぶということ

池上彰 佐藤優「教育激変 2020年、大学入試と学習指導要領大改革のゆくえ」を読みました。 教育激変-2020年、大学入試と学習指導要領大改革のゆくえ (中公新書ラクレ) 作者:池上 彰,佐藤 優 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2019/04/06 メディア: 新…

思いがけず決まった新年最初に挑戦すること

メンタリストDaiGo「最高のパフォーマンスを実現する超健康法」を読みました。 最高のパフォーマンスを実現する超健康法 作者:メンタリストDaiGo 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 2019/09/21 メディア: 単行本 ダイエットをするためにまず本を買うタイプ…

歯車を回そう、毎日回そう

樺沢紫苑氏の「学びを結果に変えるアウトプット大全」を読んだ。本を読むのが好き、映画やドラマを観るのもそこそこ好き、漫画も好き。たぶんインプットすることはそれなりに得意だと思う。でも、思っていることを言葉にして伝えることが苦手、頭の中で考え…

本当に歪んでないのか、本当は歪んでいるのか

宮口幸治さんの「ケーキの切れない非行少年たち」を読んだ。話題のビジネス書。近所の本屋どこに行っても、絶対に1番目立つところに置いてある。 なんと言っても読みやすい。10年以上前、高校生になったから新書を読んでみようと手に取った本が相性が悪く、…

この世界にアイは、

西加奈子さんのアイを読んだ。読んでからずっと、脳みそのはしっこにアイがくっついている。ふとした瞬間に考えている。 ([に]2-1)i (ポプラ文庫 に 2-1) 作者:西 加奈子 出版社/メーカー: ポプラ社 発売日: 2019/11/06 メディア: 文庫 世界と個 アイを読ん…

ゆるく確実に、繋がる

ほっと一息つけて、温かくなるような本を探していた。ほとんど直感で選んだのが、近藤史恵さんの「ときどき旅に出るカフェ」。 近藤史恵さんの本を読むのは「ヴァン・ショーをあなたに」以来。美味しい料理の描写と、一話完結のさっぱりとしたエピソードが記…

とりあえずやってみよう

小説を読むのが好き。 特に柔らかい、暖かい気持ちになれるような小説を読むのが好き。 そういう本を読むと、読んだ後言葉にしたい思いが次から次へと頭の中に思い浮かぶのだが、文章にして現す前にどこかへ消えて行ってしまい、なんだかよく分からないかっ…

世界を感じ、今いる場所を感じる

税所篤快氏の「『最高の授業』を世界の果てまで届けよう」を読んだ。 「最高の授業」を、世界の果てまで届けよう 作者: 税所篤快 出版社/メーカー: 飛鳥新社 発売日: 2013/06/11 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る きっかけは、藤原和博氏…

非日常を味わう

木下大サーカスに行ってきた。 人生初めてのサーカス。 なんだかとても新鮮でした。 イオンモールの駐車場に建てられたテント。まずテントという時点でわくわくする。サーカスのイメージそのもの。 テントの外側にお店がずらり。ホワイトライオンのぬいぐる…

当たり前を疑え「82年生まれ、キム・ジヨン」

私は女である。 私は30歳である。 私には娘がいる。 だからなのか、この物語にたくさんの胸に響く言葉があるのは。 82年生まれ、キム・ジヨン (単行本) 作者: チョ・ナムジュ,斎藤真理子 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2018/12/07 メディア: 単行本(ソ…

「絶景・秘境に息づく 世界で一番美しいシャチ図鑑」

私の娘は今4歳なのだが、2歳の頃から2年間ずっとウミガメにはまっている。きっかけは下関の海響館でみた三匹のウミガメ。「パパとママと娘みたいやね」といって喜び、小さな小さな300円のぬいぐるみを買った。その後、近くの子育て支援センターで、自分のい…

「東大の先生!文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!」

少し前に楽天ブックスのランキングで見つけてすぐにポチッと買ってしまった本。中学高校と文系の道を進んできた私。数学なんてもう何十年も関わっていないのではないか、わかりやすく教えるってどういうことだろう、とか考えて買ったと思う。 でもよくよく考…