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読書記録を中心に日々の生活で考えたこと、思ったことを書き留めていこうと思います。

旅が好き

益田ミリさんの「47都道府県 女ひとりで行ってみよう」を読みました。

 

47都道府県女ひとりで行ってみよう (幻冬舎文庫)

47都道府県女ひとりで行ってみよう (幻冬舎文庫)

 

 

  やっぱり旅っていいなあと思いました。

  ところどころ何やら名言のような益田ミリさんの言葉が散りばめられていて、でも端々に「ひとり」が苦手でモジモジしてしまう著者の姿があって。こんなふうに自分の思いを描くのすごいなあと思ったり。

 

 

  ひとり旅はなぜ苦手なのか。旅に限らず、「おひとりさま」が苦手な理由は、どう見られているか気になるからだよなあ。自意識過剰と言われればそれまでだけど、見られているのを意識するあまり、したいことを思い切りできないのって面白くない。

  きっとひとりでいる自分<体験ってなるくらい、熱中できることじゃないとおひとりさまって出来ないんだろうな。好きなことは人それぞれ違うから、ひとり旅はきっと誰かと一緒に行く旅よりも個性が出るんだと思う。

  

 

  益田ミリさんの好きなことはシンプルで、美術館とか箱物めぐりと絵付けとかの体験だと思う。あとは見たい景色があるかとか。絵付け体験とか、私ならひとりでできないかもしれない。

  でも、逆にダメなところも分かりやすい。賑わっているところ。小さな飲食店。家族づれが多いお祭りなどなど。私海鮮大好きなので、海鮮丼のお店なら周りの目を気にせずにひとりで入って食べてさっと帰るだろうな。

  こうやって、自分ならこれはこうするだろうなとか思いながら読み進めていくのが楽しかった。

 

 

  また、やっぱり自分の知っている場所、住んでいる街、旅行したことがある街が出てくるとテンションが上がった。そうやろーって思ったり、いや、こっち行かんとって思ったり。著者にとっては余計なお世話。

 

 

  読み終わると私も旅をしたくなって、そういえば自分は今までどこに行ったことがあるのかと思って、ノートに書き出してみたら、1ページで収まりきらないくらいになった。

  その1つひとつをこうして著者のように記録に残していたらなあと思った。行ったところの印象や認識が深まって私だけの地図が出来ていくのは楽しい。そんな自分地図をいつか掲げられたらいいなと思う。

 

 

  本著を読み終わる頃に、ちょうどコメダ珈琲店にて「じゃらん」に目を通した。本著に影響を受けたこともあり、たくさん行きたいところが見つかった。下呂温泉加賀温泉郷、奥飛騨温泉郷。あとはずっといつか行きたいと思っているのは「神さまのカルテ」の舞台、松本。娘たちといろんな水族館も見て回りたい。旅欲は限らない。さあ、今年はどこに行こうかな、と楽しみになった。

 

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